プロペシア 注意点

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プロペシアはたくさん飲んでも効果は変わらない

プロペシアは、AGAの治療薬としてよく知られていますが、たくさん飲めば効果も上がるというわけではありません。たくさん飲んでも効果は変わらないということが臨床試験によって分かっています。

AGAを改善するためにプロペシアを服用する場合、1日あたり1mgが上限です。主成分であるフィナステリドは24時間を過ぎると、少しずつ濃度が薄くなります。体内のフィナステリドの濃度を一定に保つために毎日服用することが大切です。症状によっては0.2mgの薬が処方されることもあるため、その場合もしっかり服用量を守るようにしましょう。

0.2mgの薬をたくさん飲んでしまったり、飲み忘れた分をまとめて飲んだりするのも良くありません。そうすることで体内の薬の濃度が高くなってしまいます。

特に一度に1mg以上服用すると副作用の発現率が高まると言われているので注意しましょう。安全に使うためには服用量をしっかり守ることがポイントです。

プロペシアを飲むタイミングなどは決まっていないため、飲みやすいタイミングで飲むようにするのがおすすめです。食前や食後など時間を決めて飲むようにすると良いでしょう。

また、効果を実感できるまでには3ヶ月以上かかるとされているため、ある程度飲み続けることが大切です。

プロペシアは検査や献血などに影響を及ぼす

プロペシアを服用している人は検査を受ける時に注意が必要です。服用中は献血をすることができません。

また、前立腺がんの検査を受ける場合、プロペシアの成分が検査結果に影響を与えることが分かっています。服用中はPSA値を約40%低下させてしまうため、事前に服用していることを報告する必要があります。

また、肝機能の数値が上昇するのです。プロペシアは肝臓で代謝されるので、AST(GOT)とALT(GPT)
の検査数値が変化します。

プロペシアを服用している男性が献血した場合、妊婦や授乳中の女性に強い影響を与えます。成長段階にある幼い男児の男性器に影響するのです。主成分のフィナステリドが入った血液が妊婦や授乳中の女性、幼い男児などに輸血されてしまうのは良くありません。そのため、献血をするには1か月以上プロペシアの使用を中止する必要があるのです。

もともとプロペシアを使用できるのは成人男性のみであり、女性には効果が認められていません。また、副作用のリスクがあるため、未成年の男性も使用できないのです。

プロペシアと飲み合わせが悪いものはグレープフルーツ

プロペシアと飲み合わせが悪いものとしては、アルコールやグレープフルーツなどが挙げられます。これらと一緒に飲んでしまった場合、肝機能障害や重い副作用のリスクが高まるのです。

プロペシアの主成分であるフィナステリドは、アルコールによって効果が変わるわけではありません。しかし、フィナステリドもアルコールも肝臓で代謝されます。お酒を飲み過ぎると肝臓への負担が大きくなり、肝機能障害を引き起こす可能性もあるため、飲み過ぎには注意が必要です。

プロペシアの主成分は、肝臓でCYP3A4という酵素によって代謝されます。しかし、グレープフルーツの天然フラボノイド成分はこのCYP3A4の働きを抑えるのです。そのためグレープフルーツを食べるとプロペシアがあまり代謝されなくなり、必要以上に体内に残ってしまうのです。

結果として副作用が強く出てしまうこともあるでしょう。食事の影響は24時間程度続くと言われているため、プロペシアを服用している間は注意が必要です。AGAがしっかり治るまでは食べるのを我慢した方が無難です。また、果肉や皮だけでなく、ジュースを飲むのも良くありません。