プロペシア 初期脱毛

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プロペシアを服用して生じる初期脱毛を解説

プロペシアは育毛効果を期待して使用する薬です。しかし、服用を始めてしばらくの間は逆に脱毛してしまうことがあります。これが初期脱毛です。
初期脱毛とは、有効成分フィナステリドが悪影響を与える他の副作用とは異なり、育毛を促進する結果として起こります。

頭髪は一定の期間で生えてから成長をし、維持をした後で抜けるというサイクルをひとつの毛穴で繰り返すのです。そして、AGAは、ヘアサイクルの循環が乱れて短くなり、毛が十分に成長し切る前に抜けさせてしまうのです。
プロペシアはAGAに有効です。

プロペシアを服用するとヘアサイクルを正常に戻すように働きかけます。それは新しく生えてくる毛に対してであり、すでに生えている毛は例外です。したがって同じ毛穴で新しく下から生えてくる頭髪の成長スピードが早くなるため、古く弱い毛は押し出されます。

これが初期脱毛の仕組みで、ヘアサイクルのタイミングや個人の体質にも左右されます。したがって、ほとんどその影響を受けることなく、育毛へと繋げられる人もいます。ある意味では副作用という捉え方もできますが、あくまでも初期段階のみに起こります。身体に対しても悪影響を与えるような類のものではありません。

プロペシアによる初期脱毛は2週間から3週間続く

プロペシアによる初期脱毛が起こる場合、服用を始めた日から1週間から2週間くらい経ってから生じます。そして、人によってはその期間内に症状が治まることがあります。長くても3か月程でほとんどの初期脱毛は終了するのです。

AGAは、頭髪が生えるサイクルが全体的に短くなるのです。1日に抜ける本数は正常な状態と大きく変わることなく、50本から100本程度とされています。それに対して、プロペシアの初期脱毛はその倍以上が抜けます。多い人だと300本以上になることもあるのです。そのためあらかじめ知っておかないと、パニックになるかもしれません。

どれくらいの毛が初期脱毛の対象になるかは、サイクルにも個人差があることから、あらかじめ知っておくことは不可能です。治まる期間も同様で、AGAのどの段階で服用を開始したのかも影響してきます。もちろん受けている影響が少ない方が衰弱している頭髪が多くないため、正常に近づける期間も短くなるでしょう。

もし、自分がAGAだと思う人は、初期脱毛がいずれ終わるものだと把握しておくと、気が楽です。また人目が気になるのであれば、期間を調節しましょう。

プロペシアの服用でなぜ初期脱毛が生じる理由を解説

AGAは男性ホルモンが特定の酵素と結びつき、ジヒドロテストステロンという脱毛を促進させる物質を生み出すことが原因です。

そして、プロペシアは、その酵素を阻害することで、ジヒドロテストステロンの生成を抑制し、発毛へと繋げます。全体的に、環境を正常に戻すのです。ヘアサイクルが乱れた髪が初期脱毛で抜けます。

ただし、ヘアサイクルが短くなるだけであれば、生えている毛の本数は変わりません。ジヒドロテストステロンは成長などの期間のバランスをそれぞれ乱します。その中でも、特に毛包が休眠している状態を長く保つ傾向があります。その結果、毛が生えていない面積が広がって脱毛が目立ってしまうのです。

乱された毛のバランスの中には、成長スピードも含まれています。正常に近くなると新しい髪が古い髪を押し出すようにして初期脱毛を引き起こすのです。

プロペシアを単体で使用した場合は、ヘアサイクルが正されて正常な髪が生えてくるように促進されるだけです。しかし、休眠状態が短くなると同じ毛穴でも新しい髪の発毛が促されるので、押し出し作用へと繋がります。

もしそこにプラスアルファとして毛の成長そのものを促進させるものを組み合わせたとしたら、多少の影響が出る可能性があります。